☆キッチンより☆郷土料理「宮城県」
2019年7月17日
本日の郷土料理「宮城県」でした。渋谷先生の出身地です。メニューは、ご飯、凍み豆腐、油麩の煮しめ、おぼろ汁、おやつはずんだおはぎでした。
東北地方では製造途中で凍ったものを「凍り豆腐」乾燥した状態のものを「凍み豆腐」として区別しています。東北の長い冬の貴重なたんぱく源として重宝されました。
今日はどんぶりの器にご飯をのせ、玉ねぎとだしで煮たつゆをかけ、揚げた凍み豆腐をのせました。おともだちに「上にのってるのなんだと思う?」と聞くと「わかんな~い」「でもふわふわでおいしいよ」「とうふみたいなあじがする」などお豆腐の味に気付くおともだちもいました。
おぼろ汁は豆腐をもちいた精進料理の一つです。おぼろ豆腐を使い、おぼろ月夜に見えるようにキッチンスタッフがスプーンでくり抜いてお汁に浮くように工夫しました。おともだちのお椀にはおぼろがきれいに映ったでしょうか?テーブルを回り上から覗いて見ると、なかなかの出来栄えでした。
おともだちに人気の枝豆もおやつに登場しました。宮城県の郷土料理「ずんだおはぎ」です。
東北地方の南部で親しまれている枝豆を茹でて、薄皮を剥いて潰した物です。「ずんだ」の語源は、豆を潰す意味の「豆打(ずだ)」からと言うのが一般的です。初めて食べるおともだちが多く不思議な表情を浮かべて「なんのおにぎり?」「これわさび?」「おまめのあじだね」「もちもちしておいしい」「わたしはあんまり好きじゃないな」など素直な感想が聞けました。
来月の郷土料理は『沖縄県』です。