どこにある?
2019年11月29日
今日の給食にて。
「美味しいね。」「どれが美味しい?」
「この黒いやつ。」「この黒いやつは、なあんだ?」
「・・・・・。」
「分かんない。」
「えっと、たしか、…ひじき?(蚊の鳴くような声でした。)」
「正解!」「よく知っていたね。」
「そうだ、ひじきだ。」
「ひじきって、どこにあるの?」
「え?たぶん、田んぼの隅に生えてると思うよ。そうでしょ?」
「どうだろね~。キッチンの先生に聞いてごらん?」
「ねえねえ、海の中にあるんだって!!!」
「えぇ~~~~~~~~~~~っ!!!」
「どうやって採るのかな?」
「まず潜るでしょ。水に入っても壊れない望遠鏡で探して、そしたら見つかると思うよ。」
「海の奥にあるのかな~。」
「でもさ、海は怖いよね。サメと、ワニと、カバがいるよ。」
「砂のところで網で採ればいいんじゃない?」
「え、、、ちょっと待って。カバは海にいないでしょ。」
「え?????でも、ママが言ってたよ。」
「え???」
かわいい会話は続くのでした。
子どもたちの学びのきっかけ、「なんで?どうして?」は、いつどこで生まれるか分かりません。遊んでいるとき、食事中、お風呂の中、寝る前…。
でも、疑問に思った時が絶好の学び時なのです。タイミングが合えば、忘れられない知識となり、次への意欲につながります。
学びのチャンスはお見逃しなく。