食育 魚の話 (幼児)
2021年11月22日
今日は幼児クラスの朝の会で魚の話をしました。
「給食でいろいろな種類の魚が出てくるけれど、魚の名前はわかるかな?」
と聞くと、すぐ出てきたのは、「さば」でした。他には鮭、まぐろ、ぶりなど、大きな声で答えていました。
「たくさん知っているね。今日は、さば、さわら、鮭、まぐろの写真を持ってきたので、どの魚がどれなのか、当ててみてください。」
魚の写真を見せると、
「大きいね。」
「どれか、わからないなぁ。」
と写真をじっと見ている子ども達。まぐろとさばはみんなわかって、正解していました。でも、さわらと鮭は難しかったようです。
「今度はお料理した写真やお店で売っている切り身の写真を、どれがどの魚か当ててみてね。」
と見せると・・・。
「あ~これ、まぐろ!」
お刺身のまぐろはすぐにわかり、みんな正解!
焼き鮭もさばの切り身も正解していました。やっぱり、料理されている魚の方がよくわかるようでした。
次は魚の栄養について話しました。
「魚を食べると体にいいことがたくさんあります。」
魚にはドコサヘキサエン酸(DHA)、タンパク質、カルシウム、タウリン、コラーゲンなどが含まれていて、頭にいいこと、元気もりもりになること、骨や歯が丈夫になること、目にいいこと、お肌がつるつるになることなど話しました。
今回の食育で初めて出てきた、「頭にいいこと」、「目にいいこと」を伝えるとびっくりしていました。
最後に、魚の体の中はどうなっているか、少し話しました。鮭の卵は何かも聞いてみたら、
「いくら!」
と元気に答えていました。また、
「チョウザメの卵はキャビアだよ。」
と教えてくれる子もいました。
「今日は給食にさわらが出ます。お魚を食べるとたくさんいい事があるってわかったよね。お魚苦手な子も、食べてくれるかな?」
と聞くと、
「は~い!」
と元気に返事をしてくれました。
さてさて・・・給食の時間、にじ組さんの所に行ってみると・・・。
「先生!減らさないで食べたよ!」
「一番最初に食べた!」
「おかわりもしたよ!」
みんな、食べてくれました!
これからも、いろいろな魚を食べて、元気もりもりになろうね。