☆キッチンより 郷土料理 宮城県
2022年1月18日
今月は宮城県の郷土料理です。
いつものように郷土料理の話しをしに部屋へお邪魔しました。幼児クラスはテラスへ出ていたので今回はテラスでクイズを行いました。宮城県と聞いて「せんだいしってる」と都市の名前が出たのに驚きました。「みんなの住んでいる神奈川県から遠いところだね」と言うと「どのくらいかかる?」「岡山には3時間で行ったよ」など行った事のある場所と比較していました。地図の形で「宮城県はどれでしょう?」の問題に正解を指さしていました。提供する郷土料理、生産量の多い食品、特産品のクイズと紹介をしました。漁獲高の高い鮭とかじきの切り身の写真で紹介しましたが、なかなか魚全身を見る機会もないかなと思い、全身の写真も見ててもらいました。
かじきの大きさに感心したり、写真だけを見てすぐに「かじきだ!」と答えた子もいました。他の魚の名前も出てきて「お父さんと一緒に釣りに行って知ってる」と教えてくれました。
*はっと汁
小麦粉を練ってつくるのものを「はっと」と言うそうです。宮城県登米地方の郷土料理です。「はっと」には殿様がこの料理を「ご法度」(禁令)とした説や、起源となる料理がなまってつけられた説などがあります。
*ずんだおはぎ
ずんだは、枝豆またはそら豆をすりつぶして作る緑色のペーストのことです。「づんだ」「じんだ」「じんだん」「ヌタ」とも呼ばれます。ずんだの元となる青ばた豆は夏に収穫され、その鮮やかな緑色は、ずんだを食する地域では季節の風物詩でもあります。ずんだ餅の「ずんだ」の語源は、豆を潰す意味の「豆打(ずだ)」が訛ったもの。甚太という農夫が創作したという説、伊達政宗公が陣太刀の柄で枝豆を砕いた説…とさまざまあります。保育園では「ずんだおはぎ」にして提供しました。
はっと汁は「しろいのなに?」「どんなあじ?」ずんだおはぎは緑色の見た目に「わさびに見える」「にがい?」と言いながら興味深そうに食べてくれました。