オハナ鶴見保育園からのお知らせ

☆キッチンより 郷土料理 大阪府

2022年3月11日

今月は大阪府の郷土料理メニューです。前日、郷土料理のお話しをするために部屋へお邪魔しました。幼児クラスへ行くと、クイズをしに来たことに気づいて「やりたい、やりたい」と子どもたちが机に集まってくれました。みんなの住んでいる神奈川県を見つけた後、大阪府を探して「あった」「大阪しってる」「たこ焼き食べた」と教えてくれました。モアナクラスでは、明日の郷土料理はどれでしょう?

①かやくご飯②チャーハン③オムレツの問題に「オムレツは園で出たことないから違うよ」「チャーハンもなんか違うから、かやくごはん!」と考えながら答えてくれました。幼児クラス、モアナクラスとも正解が当たると「やったー!」当たらないと「あぁ~」と、どちらも反応が面白く、楽しそうな姿が見られました。

クイズの他に、大阪府でたくさんとれる食べ物「春菊」「かいわれ大根」「ふき」など、よく食べられているメニューでは「たこ焼き」「串カツ」などを紹介しました。今回、クイズの用紙をモアナクラスに置いていきました。その後も使って遊んでくれたようです。

*かやくご飯

加薬ご飯とは、具材を一緒に炊き込んだもので、いわゆる炊き込みご飯の事です。大阪・関西では「かやくご飯」と呼びます。室町時代、味付けした野菜などを白飯に乗せ、すまし汁をかけて食べる「法飯(ほうはん)」が僧侶や上流階級の間で流行し、形を変えて庶民に広がったそうです。また、漢方では、主成分に加えて効能を上げる補助薬を「加薬」と言います。その補助的な意味から五目ご飯の具材や主材料を引き立たせる具材や調味料を「かやく」と言うようになり、関西ではかやくご飯と呼ばれるようになったようです。

*お好み焼き

起源はよく伝わっていませんが、戦前から屋台で「洋食焼き」と呼ばれて親しまれて、当時1枚1銭で食べられたため、「一銭洋食」とも呼ばれていたそうです。現在では、お好み焼きをご飯のおかずとする人が多いのが大阪の特徴です。

お昼は「かやくご飯」だけでなく「とんかつ」も人気で、よく食べてピカピカのお皿を見せてくれました。かやくご飯を4回もおかわりしていたお友だちもいました。たくさん食べてくれました。