♪♪ おはなのかぜ♪♪ 10月号
2018年10月2日
♪♪ おはなのかぜ♪♪ 10月号
先日、相武山小学校5年生が年長との交流に保育園に来てくれました。「小さい子どもとどのように仲良くなり喜ばせてあげられるか」を授業の中で考えあってくれているそうです。5歳児の興味を考慮し、砂遊びというテーマで砂絵・レストランごっこ・砂を入れたボールでのボーリング等準備も完璧。その上でどうかかわって遊ぶか。
やわらかい笑顔、低い視線で目を覗き込むように心通わせてくれていた5年生。そらぐみは優しさの安心感の中ではにかみながらも「もっとやってみたい!遊びたい!」と興味を広げていました。
この一連の授業の流れは、まさに私たちが実践しようとしている ①私たちの立ち居振る舞いは、子ども達に安心感を与え、心地よい空気感になっているか ②年齢の興味に見合った遊びや環境が整えられているか、と同様です。
担任の先生に聞いたところ、「関わり方」は客観的な意見も取り入れ、練習を繰り返したそうです。5歳児と5年生の役に分かれ「その立ち方は威圧感を感じない?」「その言葉では5歳児に通じるか?」「5歳児の表情を見ないとほんとに思ってることがわからないのでは?」など等。5年生の学びと振り返りの中に人間力・共感力を育む基本が詰め込まれていました。私達保育者も保護者としても見習う点しきりです。この関わりの良い見本がコスモスの会の祖父母の方々。今年も子どもを温かく見守り寄り添う言動に保育園が微笑みに包まれた時間でした。ご参加いただきありがとうございました。様々な人たちに見守られて育っていく子ども達。交流を終えて学校に戻る5年生にも充実感と誇らしさが垣間見れました。5歳×5年生は、来春1年生と6年生。この交流はより親密さを増していくことでしょう。
園長 小林 千恵