オハナ上永谷保育園からのお知らせ

♪♪ おはなのかぜ♪♪ 11月号

2019年11月1日

11月には、マフラーをして木枯らしに吹かれて歩いた記憶がある私の幼少期ですが、今朝の天気予報では、まだ最高気温が夏日に届きそうな日があるとのこ。 台風の被害が関東でも大きく、当たり前の生活が奪われた方々の様子を目の当たりにして、明日は我が身と想像してしまいます。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

先月、保育園では半日避難訓練を実施しました。3.11以降地震で避難が長期化した場合の避難を想定して始めた訓練ですが、台風や若しくはミサイルに関しても危機管理を考えなくてはならない時代になっています。当日も雨が本降りの中、職員は班に分かれて発電機、投光機、携帯トイレや非常用水をびしょ濡れになりながら物置から園舎に運び入れ、作動方法を確認。給食は、カセットコンロで調理し洗い物を最小限にするべくラップを敷いた食器でおにぎりや豚汁を提供。ホールに集まり大人数で過ごす経験も子ども達にとっては、いつもと違ってイベント感覚のところもあったようです。ヘルメットをかぶったまま、立っておにぎりをほおばったり、ラップに口をつけて飲む豚汁に少々戸惑いを見せていましたが、良い経験に繋がっていたと思います。有事の際、子どもにとって一番は家族と一緒にいることですから、台風などの時は、家族で顔を見合わせてボードゲームやトランプなどができるよう準備しておくのもひとつの手だと思います。園でも「先生と一緒なら大丈夫!」と思ってもらえるよう関わっていくことを保育者とも確認をしました。引取り訓練に参加してくださった保護者の皆様、また台風19号の際、土曜の保育協力してくださった皆様ありがとうございました。

11月はお弁当の日もあり、各クラス遠足気分でお散歩へ。秋の自然を心地よく感じられる時間を子ども達と過ごしていきます。

園長   小林 千恵