~幼保小~ 総合防災訓練
2015年9月1日
~幼保小~ 総合防災訓練
平成27年9月1日
- 小学校へ向かう道はパラパラ小雨。実際は崩壊した建物の中を歩くことになるかもしれません。
- 何度も余震が。その度に子どもたちはダンゴムシのポーズで頭を守ります
- 雨の中の二次避難。急遽の打ち合わせで避難に必要な物の確認。
- ヘルメット簡易レインコートで、小雨はしのげましたが・・・
- 雨が強くなってきたのでブルーシートで移動式の屋根を。
今年も相武山小・室の木幼稚園・オハナ上永谷保育園で総合防災訓練を行いました。
サイレンとともに「地震です!」との知らせが。
雨模様ということもあり、一度全員がホールに集合。その間にも「余震です!」と何度も声が上がりました。
「園舎倒壊の恐れあり」の報告が来たので、相武山小学校へ二次避難を開始。
二次避難は雨が強くなってくることも予想されたため、年長そらぐみと職員のみ避難となりました。
雨の中、雨具もないのにどうやって子どもたちを避難させるか。できるだけ子どもたちを濡らさないようにするには、今ある何を使えば良いのか。
保育者の臨機応変さが求められる場面となりました。
ゴミ袋で簡易ポンチョを、ブルーシートで簡易テントを。
風を通さないビニールで子どもたちはすぐに汗まみれになります。
でも、「暑い」「脱ぎたい」と不満を言わず、普段とは全く違う想定の中でもきちんと保育者の指示をしっかりと聞いて素早く避難することができました。
小学校では「保育園の先生だけではなく、小学校の先生も全員でみんなのこと守ってあげるからね」と、校長先生が何度もおっしゃってくださいました。
その心強い言葉に子どもたちも何度もうなずく姿が。
災害はいつ起こるかわかりません。いろんな場面を訓練で経験しておくことで、できるだけ「想定外」を減らしていきたい。
今回の雨の中の訓練は、子どもたちも含めてとても良い訓練をすることができました。
防災・減災に備えすぎはありません
「雨だったらどうするか」
「夜だったら」
「冬だったら」
「お父さん、お母さんがいなかったら」
ぜひ、ご家庭でも子どもたちと一緒に防災・減災について話し合ってみてください。
主任・宅間 愛美