4月 オハナ郷土料理
2017年4月12日
4月 オハナ郷土料理
平成29年4月12日
- 鶏の治部煮
- いきなり団子の断面
- 今日の給食
こんにちは。4月から厨房で一緒に給食を作ることになりました、高橋と申します。
子ども達の成長と笑顔のために安心、安全でおいしい給食作りを頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
さて、4月に入り1週間が経ちました。
オハナ保育園の給食は月に1度、郷土料理を提供し
子ども達に見た目と味と知識を知ってもらい
大きくなってから保育園の味といつか出会えるかもしれない本物の味を食べたときに思い出してくれれば…と願っています。
もしかしたら保育園の方が美味しいかも♪
今年度最初の郷土料理は石川県金沢市「鶏の治部煮」とおやつに熊本県のお菓子「いきなり団子」を提供しました。
治部煮は江戸時代から伝わり武家から庶民に至るまで広く親しまれていました。
その味わいは現代にまで受け継がれ、治部または治部煮と呼ばれ金沢の地に根付いています。
いきなり団子とは輪切りにしたさつまいもとあんこを小麦粉を練って平たく伸ばした生地で包み蒸したものです。
地元では一般家庭において伝統的に作られ続けるというお菓子としては珍しい歴史をもっています。
名称の由来は、短時間で「いきなり」作れるという意味と、
来客がいきなり来てもいきなり出せる菓子という意味と、
生の芋を調理する「生き成り」という語句の意味が重なっていると言われています。
ちなみに神奈川の郷土料理は「かんこ焼き」
山菜やきのこなど四季折々の地元食材を小麦粉の皮に包んで焼き上げた江戸時代から伝わる味だそうです。
いつか食べてみたいですね