オハナ鶴見保育園からのお知らせ

☆キッチンより☆郷土料理「神奈川県」

2020年1月17日

本日の郷土料理は「神奈川県」でした。メニューは海軍カレー、キャベツとしらすのサラダ、とうもろこしスープ、おやつに酒まんじゅうでした。
海軍カレー(横須賀)はかつての大日本帝国海軍のレシピを元に復元したカレーです。現代の様にカレールウはなかったので、カレー粉と小麦粉と牛脂を炒めて食材を入れ煮込んでいきます。小麦粉を入れるのでルウにとろみがついており、揺れる船内でこぼれないようにと工夫されています。


園でも月に一度はカレーの日がありますがとても人気があります。朝キッチンから漂ってくるカレー粉の香りで「きょうはカレーでしょ!?」とが気が付いてくれます。「わたしカレーだいすき!」とたくさんおともだちが教えてくれます。「ほらね!」とぴかぴかになったお皿と笑顔を見せてくれました。

キャベツとしらすのサラダに「今日は小さいお魚が入っているんだよ、どこにいるかな?」と聞いてみると「ここ!ここ!ここだよ!」と自慢気に教えてくれます。しらすの塩分がキャベツと良く合います。普段から野菜が大好きな乳児さんですが、しらすやチーズ、ツナなど少しの塩分が入っていると食欲がさらに増すようです。 

 

 

 

酒まんじゅうは、田畑が多い相模原で小麦粉を栽培しており、その粉で作る酒まんじゅうはそれぞれの家庭の味がありご馳走として喜ばれ「養蚕の糸取りと酒まんじゅうができないと嫁には行けない」と言われるほど大切な行事食だったそうです。 


園では小麦粉と砂糖お酒を使って生地を作り、こしあんを包んで提供しました。小さくちぎってから食べたりそのままかぶりついたり食べ方もいろいろです。「今日のおまんじゅうはお酒が入っているんだよ」と伝えると「ぼくのははいってなかった」と微笑ましく素直な感想が聞けました。
来月の郷土料理は「福岡県」です。