食育:鰹節削りとぶりの解体
2019年1月16日
今日は幼児クラスで、鰹節を削り、出汁をとる食育を行いました
鰹節を見せ、触ってもらうと「木みたいだけど、でもおもたい…」と不思議そうにしていました。
これを今から削ってみるから、音を聞いていてねと伝えると静かに耳をすましてくれました。シャーシャーと鰹が削れる音がします。興味津々で見ているので、やってみる?と声をかけると「やってみたい!」と勢いよくこたえてくれました。
削り器は刃が付いているので、キッチンスタッフと一緒に削らなければ危ない事を伝えてから順番に削り始めました。3回ずつ削り、引き出しの中を覗いてみると…「わぁ~けずれてる!」と嬉しそう…削り節を食べてみると「かつおぶしだ~」と気がついてくれました。
普段保育園では、鰹節を出汁で使う事が多いので、削り節をパックに入れて出汁をとってみました。「きいろくなった!」や「かいだことのあるにおいがする!」など様々な感想を言いながら、「おいしい!」と何度もおかわりしてくれました。
今日のお昼は鰹出汁のすまし汁と鰹節を使ったサラダでした。また、おやつはみんなが削った鰹節を使っておにぎりを作りました。
お昼ご飯を食べた後は、お魚屋さんがブリの解体ショーを開いてくれました!幼児クラスのおともだちを中心に乳児クラスのおともだちも見に来てくれました。
お魚屋さんの大きな包丁でブリの解体を見せてもらい、並べられた部位の説明に真剣に耳を傾け、駆け寄って見ていました。お魚の紹介やクイズでは手を上げて大きな声でこたえていました。
今回は「カツオ解体君」と言うにんべんの食育活動から生まれた鰹のぬいぐるみでこどもたちも解体の体験をしました。
三枚おろしを疑似体験できるよう部位ごとに解体できるちょっぴりユニークな食育玩具です。中骨や心臓など細かい箇所も付いています。
営繕スタッフ手作りの木の包丁で三枚おろしにしたり、中骨を触ったり、魚屋さんに教えてもらいながら楽しんでいました。
保育園でも鰹節を削った事がない職員が多くいました。あまり食が進まないこどもがいるので、少しでも食べる事や食べ物に興味を持ってもらえるように、工夫をしていきたいと思います。
来月は日本の伝統食、味噌づくりを行う予定です!