♪♪ おはなのかぜ♪♪ 8月号
2018年8月1日
♪♪ おはなのかぜ♪♪ 8月号
毎日のように猛暑酷暑の警告や被害が報道されているこの夏。小学1年生の命が学校の活動時間中に奪われたニュースは対岸の火事ではありません。
注意を払った環境下にいたとしても、年齢や体調によって、熱中症に罹り重傷になったり命を落とすことがあるのが今年の暑さ。
私の信頼する漢方を専門とするお医者様とも話していて、「おそらくですが、亡くなった1年生の子どもは朝ごはんを食べていなかったのではないかと想像でき、悔やまれるのです。胃の中に何か入っていれば、命は助かったのではないかと。」それくらい朝食べる習慣というのは大切だとお話をしてくださいました。では、食べないのはなぜか。朝、なかなか食が進まないお子さんも多いと思います。それは、睡眠と関わっている場合が多いとのこと。休息の大事さと睡眠中に分泌される成長ホルモンや朝起きた時に感じる空腹感を引き出すために、今、この乳幼児期の間に早寝、早起き、朝食を食べる習慣をつけてあげることが「子どもの財産になる!」とお医者様と意気投合したのです。この夏を乗り切るために、ご家庭では早く寝る体制をつくり休むこと。朝ごはんは食べること。お仕事がお休みの日や夏休みは子どものペースで休息もとり、余裕を持って過ごすことを心がけていただきたいと思います。
保育園では、外遊び、散歩の活動は今のところ極力控えています。乳児の朝おやつの時間に、ほし・にじ・そらの子ども達にも塩分を接取するため、昆布やおせんべいを食べるようにもしています。子ども用ポカリスエットやOS1も準備してありますので、にじ、そらぐみの水筒の中身は水か、麦茶にしてください。
温暖化している地球の状況ですから災害級の酷暑も、今年だけとは限りません・・・。丈夫なココロとカラダ作りのために、できることから取り組みましょう。
園長 小林 千恵