オハナ鶴ヶ峰保育園からのお知らせ

にじ組☆1年間の制作☆

2022年3月2日

今年度にじ組は、絵画を中心に制作を行いました。クレヨン画だけではなく、自分で絵の具を混ぜ合わせ色付けをしていくことでの表現や、ひとつの制作においても様々な技法を取り入れることで、制作の面白さなどを子どもたちが感じられるようにしました。

にじ組が制作したものを紹介します!

 

運動会の思い出画では、一番思い出に残った競技を描きました。

背景は、子どもたちが運動会をイメージした色を絵の具で表現しています。はじき絵ではありますが、人物の周りは、慎重に塗りすすめていました。参加していた保護者の方々の後ろ姿もしっかり表現されていますね!

オハナ会の思い出画では、「衣装を着た自分」というテーマにしました。

この行事を通して自分の役の表現についてじっくり考え練習に励んでいた子どもたち。本番では、一人ひとり自信をもって堂々と演じる姿が印象的だったので、そんな姿を残してもらいたくテーマを決めました。画用紙に自分一人を大きく描く…ということもあまりない経験だったので、最初は「顔はどこに描いたらいいんだろう…」「大きさはどれくらい?」と戸惑う姿もありましたが、それぞれ衣装の細かなところまで描いたり、セリフを言っている時の口の形も表現してみたりと、素敵な作品となりました!

花びらは手のひら、葉っぱは指1本、背景は指3本…と筆等は一切使わずにひまわりを表現しました。絵の具に触れて感触を楽しんだり、色の混ざり、指のあとなど一人ひとり味がある作品となりました!

公園で色鮮やかな紅葉やイチョウを見つけては園に持ち帰っていたにじ組さん。

せっかくなので、ブラッシングアートに挑戦!

絵の具をブラッシングすることで、淡い色味があらわれ、「きれい!」葉をめくると「葉っぱの形が出た!」と大興奮でした。

初めて動物をテーマにした絵画に挑戦!身体まで描くという内容に、足の描き方や、顔の向きなど図鑑を見たりしながら描いていました。クレヨンで描き、身体や顔は絵の具で色付けしていくという技法も初めて行い、筆を器用に使って表現していました。

空き箱を使って時計を作りました。

時計の数字の書き方やバランスに苦戦していましたが、じっくりと部屋の時計を観察することで、時間について興味を持ったり、時計の針は動かせるので、「これは何時でしょう?」と互いに問題を出し合ったりしながら楽しんでいました!

5人程のグループに分かれて、マスキングテープを模造紙に貼り、その上からローラーで色付けをして、剥がしてみたところから、「迷路みたい!」「いろんな部屋にできそう!」と思い付いた子どもたち。制作後には、グループごとに発表会をしました。グループで一つのものを作り上げる中で、友だちの表現を認めたり、共通のイメージを広げてみたりと、楽しむ姿がありました。

 

また、この一年間を通して、毎月カレンダー作りをしました!

この制作を通して、数字や曜日について興味や関心を持ってくれたにじ組さん。最初は数字をなぞることから始め、夏ごろには白紙の紙に数字を書けるようになりました!また、カレンダー制作の中に季節感を感じられるような折り紙を取り入れました。お家でも飾ってくれていたようです♬

 

この他にも、マーブリングやバブルアート、はじき絵、行事にちなんだ内容など様々な制作を楽しんできました。

また、夏のおまつりでは共同制作も行い、友だちと一緒に協力して作り上げることでの達成感なども感じられていたと思います。

今まで、制作に苦手意識を持っていた子、自分のイメージを表現するのに自信がなかった子、いろんなお友だちがいましたが、少しずつ自分なりの表現を見つけ、楽しんでくれていたように感じます。

保育園生活の中で、制作の楽しさを知ったり、自分の世界観を表現することでの満足感や達成感を感じ、卒園後も様々な活動に意欲的に楽しみながら参加していってもらえたらと思います。