オハナ鶴ヶ峰保育園からのお知らせ

~防災の日~

2021年9月2日

9月1日は“防災の日”です。

午前中は幼児クラスに、もし地震がおこったら保育園ではどのように過ごすのかをお話ししました。

写真を見ながら大きな地震がおこると棚が倒れたり、ロッカーの中身や引き出しが飛び出してしまうかもしれないことを伝えると驚いた様子の子ども達。普段の訓練でも行っている “机の下に隠れる” “ダンゴムシポーズ” の大切さを確認し、しっかりと保育者の話を聞くこと、頭を守ることを約束しました。

また、地震がおこると電気・水道が使えなくなってしまうこと、電気・水道が使えないということはどういうことなのかもお話ししました。

信号がつかなくなると車は危ないから走れないこと、電車が止まってしまうことを伝えて「みんなのお父さんお母さんたちはどうやって保育園に来ると思う?」と尋ねると、少し考えて「歩く!」「自転車もいけるよ」と答えてくれました。「遠いから大変!」という意見も出ました。「保育園には発光器や簡易トイレ、非常食があるから安心してね。もしかしたらお迎えが夜になってしまうかもしれないけど先生たちと一緒に待っていようね」と伝えると「うん!」としっかり頷く子ども達でした。

アルファ米も実際に見てみました。「カリカリだ!」「この赤いのなに?」と興味津々。お水を入れておくとごはんになることを伝えると「本当~?」と疑いのまなざしを向けていました☺

給食の時にアルファ米がでることを伝え、どうなったか教えてねと話した後は“停電体験”ということで少しの間暗い保育室内で遊んで過ごしました。

給食は備蓄品を使用したメニューでした。アルファ米がどうなっていたかを聞くと「もちもちになってる!」「膨らんでた!」と嬉しそうに食べていました。

「赤いのはにんじんだったよ!」と教えてくれました☺

お昼寝後は引き渡し訓練でした。

地震発生後、保育者の話をしっかり聞いて防災頭巾を被ったり避難靴、上履きを着用して避難できた子ども達。安全を確認した後は各クラスで余震に備えながらおやつを食べてお迎えを待ちました。

 

災害はいつおこるか分かりません。毎月の避難訓練も実際におこってしまった場合を想定し、子ども達の安全をどうしたら守れるか考え、実践し振り返りを行っています。今後も訓練を行うことで実際におこった場合の被害を少なくし、命を守るよう努めていきたいと思います。お忙しい中、引き渡し訓練へご協力いただきありがとうございました。